損益計算書 みていますか?
神戸市垂水区で活動しています税理士の大西です。
売上を上げる方法は、どんなことをすればよいのでしょうか?
営業を行い、受注することが一番先に思いついます。
このとき、受注単価を気にしていますか?
売上高だけをなんとか上げて、前期比110%の売上高を確保なんて話を聞いたりします。
しかし、営業利益や当期利益はどうなんでしょうか?
売上高のみ確保するために、値引きをしたり、無茶な受注をしたりしていませんか?
当然、売上高を上げることは必要です。
しかし、売上総利益(俗に言う、粗利益)はどうなっているのかを考えているでしょうか?
数字(金額)でわかりにくい場合には、率で表示すると、意外と簡単にわかりやすくなります
一概に売上高のみだけを見て、増収であっても、人件費の増加、その他経費の増加で営業利益が赤字であれば、折角売上をあげて事業を頑張っても意味がないですよね。
ざっくりとどんぶり勘定で事業を行っているとわかることもわからいことになります。
そのため、しっかりと帳簿は作成すべきことです。
作成ができれば、成績を表す損益計算書で見るべき箇所はいくらでもあります。
改善すべきところは、数字が物語ってくれます。
お手元の損益計算書を再度、見直してみてはいかがでしょうか?