クラウド会計に対する当事務所の方針・報酬

 

バックオフィスの自動化によるコスト削減等をアピールして簡単に経理を行うことを主な目的としてクラウド会計が注目されています。

当事務所は、クラウド会計の認定アドバイザーになっております。

また当事務所もクラウド会計を利用・活用しています。

 

当事務所が感じる(考える)クラウド会計を使用するメリットやデメリット(あくまで個人的に利用しての感想)を記載させていただいたうえで、当事務所のクラウド会計対応関与体制や報酬について記載させていただきます。

 

クラウド会計を使用するメリット

 

1.自動化による仕訳の手間簡略

2.タイムリーな残高確認

3.タイムリーな試算表確認

4.人件費の削減

5.引継ぎの効率化

6.いつでもどこでも試算表が見れる

7.データ保存の心配不要

8.簿記等の専門知識がなくても帳簿作成が可能

 

簡単にご説明させていただきます。

自動化による経理担当の経費削減が可能となる(1.4.5.8.が該当)

入金・出金があれば、即試算表に反映される。資金繰りがタイムリーでわかる(2.3.6.が該当)。

スマホアプリで簡単に状況が見れる(6.が該当)

PC内部に保存するのではなく、外部にデータ保存を行うことから不測の事態にも対応が可能(7が対応)

 

クラウド会計を使用するデメリット

 

1.ネットバンクを使用しなければ意味がない

2.現金取引では取込に手間がかかる

3.常に仕訳のメンテナンスが必要

4.ネット環境がないと対応できない

5.ネット環境に依存する

6.複数の銀行間やりとりが多いと銀行残高も合わせにくい。

7.電子帳簿保存など要件を満たしていない場合が多い。

8.結局紙ベースでの保存が必要になる。

9.カード決済を強いられる

簡単にご説明させていただきます。 

ネットバンク対応にするため別途費用が掛かる。(1.が該当)

ネット環境が必要(wifiルータのみでは厳しい〈個人的感想〉)(4.5.が該当)

自動で仕訳を計上してくれるが税務上の判断を要する必要がある。(3.6.が該当)

事前準備が必要(1.9.が該当)

別途仕訳を自分で入力する必要が生じる(2.が該当)

 

自動化となっていますが、自動で仕訳をして勝手に決算書ができるイメージを持たれるかもしれませんがそうではありません。

勝手に仕訳を計上してくれるが、その分しっかりとその仕訳が正しく法律に順守しているかを精査する必要があります。

例えば、自動化と言ってもAmazonから購入しているがすべて事務用品であるわけではないため、いちいち購入品の確認を行い、仕訳の確認が必要となります。

また、仕訳の整合性や正確性は専門家である税理士が確認を行い、担保する必要があります。

 

上記のような理由により、クラウド会計を活用されても、税理士との関係を持たれた方がよいと考えています。

 

当事務所の関与体制は、ネットバンク等による自動化することが前提です。

原則、原資資料や必要資料の確認はさせていただきます。

確認手段は話し合いで決定させていただきますが、月に1回は代表者とお会いして打ち合わせを行います。

当事務所は、顔を合わせてお話しをさせていただきます

顔を合わせてお話しをさせていただく事で、財務状況や損益のみならず他のこともお話しできると考えています。

 

報酬(顧問料)に関しては、売上高の規模や監査回数(打合せ回数)、自動化のメンテナンス等を考慮して協議のうえで最終決定をさせていただきます。

なお、クラウド会計の設定につきましては、別途設定料を申し受けます。

詳細については、お問合せフォームからお申込みください。

お見積もりは無料で承わっています。