神戸市垂水区で活動しています税理士の大西です。
前回から帳簿つけについて思うことを書いています。
今回はその続きです。
3番目としては何か?
帳簿をつけることが法律で決まっているから・・・。
確かに法律で帳簿の作成義務があります。
現在「平成29年」では、個人事業者であれ、法人であれ白色申告をしていても、帳簿の作成義務があります。
だから、しぶしぶ帳簿をつけている。
せっかく帳簿を付けるのであれば、しぶしぶつけずに経営の判断材料となるしっかりとした帳簿を付けることをお勧めします。
将来絶対に役に立ちますから・・。
最後4番目として
経営判断の一つとしての帳簿作成
この目的のために帳簿作成を念頭に置かれている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
帳簿は過去のもので、未来のものではない!
その通りです。
しかし、その過去に積み重ねてきた経験や経営判断が帳簿には数字として表れてきているんです。
だから、その数字を利用してまずは現状分析を行います。
難しい判断指標なんて使う必要ないんです。
必要な数値のみを抜き出して活用すればいいんです。
また、現状から未来のことも判断指標として活用できます。
0から1につすることは非常に難しいですが、1から100にすることは0から1にすることに比べれば、全然たやすいこと。
ぜひ、帳簿を作成することをめんどくさがらずに今日から作り始めてください。
帳簿作成について私自身の思いことを書いてみました。
生産性のみに着目すると全然生産性はないでしょう。
しかし、この数字の積み重ねをしっかりと経営判断の材料に使うことで未来が商売繁盛すること間違いないでしょう。
ぜひ、しっかりと帳簿作成に取り組んでください。